【良材ネットワーク】では高知県の杉・桧の良材と、
それを使った家づくりを望む建て主とを結ぶ取組みができないかと取組んでいます。
今回は香川県で活躍しておられる高知県物部出身の建築士
『居ャ松秀行建築工房』の小松先生の手掛けた物件を見学させていただきました。
4棟の物件を見学させていただきましたが、内外装ともに木をふんだんに使った家づくりをされていました。
日本古来の土壁や漆喰などの伝統工法に断熱・気密には現代の技術を組込み、
次世代の省エネ基準に適合した住宅となっています。
この日の高松は高知市内よりも暑かったですが家の中は風がよく通り涼しく
夏場でもエアコンをほとんど使わない生活をしているというお施主さんもいました。
内1棟は棟上げが終わったばかりの物件があり
この物件には香美森林組合から出材された木材を使って建築されています。
小松先生が同市出身で、お施主さんの勤務先が高知だった縁もあり今回香美の木を使った家づくりに至ったとの事。
産地は違えど同じ高知県で育った杉・桧の無垢材が今回高松で家づくりに使っていただきうれしく思います。
川上(山)川下(建て主)を結ぶ要となるはずの川中の製材工場は
日本各地で大型製材工場が次々と稼働していき中小規模の工場は大変厳しい状況にありますが今回の視察で改めて『顔の見える家づくり』を広めていく必要性があると強く感じました。
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